はじめに
筋トレを行う上で「どのくらいの頻度」でやるべきか、悩む方は多いと思います。
毎日やっていいのか。
筋肉を休ませるタイミングとは。
筋肉の各部位によって、回復するまでの時間が違うのか。
など様々な疑問があるかと思います。
実際に筋トレを適切な頻度で取り組んだ場合、効率よく筋肉を発達させられます。
それぞれのテーマに応じて見出しを作り、詳しい記事にしました。
効率良く結果を出すためにも、この記事の内容を是非最後までご覧になってください。
部位別を勧める理由
毎日体を鍛えないと、何故か落ち着かない方は多いと思います。
毎日トレーニングする場合は、身体の各筋肉の回復に費やす時間を把握しなければなりません。
人間には上半身から下半身まで、大小様々な筋肉があります。そして筋肉毎に、損傷してから回復するまでの時間が異なるのです。
一般的には大きな筋肉ほど、回復に時間が掛かると言われています。
例として「スクワット」でお尻や太ももといった、身体の大半を占める部位を追い込んだ場合、2日は休むべきでしょう。反対に腹筋などの小さい部位に関しては、無理のない程度なら毎日行っても問題ないです。
そのため各部位毎に適切な回復期間を設けられる、トレーニングメニューを組む必要があります。ですからある程度経験を積んだ、中級者から上級者向けといえるのです。
一般的に身体を各部位毎に分けて鍛えるやり方を「分割法」と呼びます。
初心者のうちはお勧めできませんが、ある程度経験を積んだら取り入れてみるといいでしょう。
毎日取り組みたい方は、是非とも参考にして下さい。
初心者に適した頻度
初心者の場合でも、毎日取り組みたい方は居ることでしょう。
初心者の場合は、一度に全身を鍛えることをお勧めします。なぜなら肉体が十分に形成されておらず、身体造りを感覚で掴めていないからです。
ある程度体が出来上がってから「分割法」に移るといいでしょう。そうすることで効率の良いトレーニングメニュ―が組め、飛躍的な成長を実感できる筈です。
全身を一度に鍛える場合は、週に3日が理想といえます。
早いうちに回復する部位を意識すると、物足りなさを感じるかもしれません。ですがスクワットを取り入れたメニューであれば、2日は空けるべきなのです。
初心者で全身メニューを毎日やりたい方は、この機会に考えを改めて下さい。
間違った頻度で行うトレーニングは、筋肉の成長を遅らせるのです。そのため本来の目的である、身体の成長から遠のいてしまいます。
効率を重視したトレーニングであれば、理想の姿へ最短で近づけるでしょう。
初心者で頻度に悩む方は、是非とも参考にして下さい。
自重での頻度
よく耳にするのが「自重なら毎日やってもいい」という話しです。
自重トレーニングは過度なウェイトを扱ったエクササイズに比べると、負荷が少ないといえます。ですが自重トレーニングにも軽度から高強度のものまで、レベルに応じた種目があるのです。
そのため種目によっては毎日だと、筋肉の回復が間に合わないといえます。
一般的な「プッシュアップ」の場合、ある程度余裕を残すのであれば毎日でもいいでしょう。ですが突き詰めていき「片手腕立て伏せ」に行き着いた場合、桁違いの負荷が身体に掛かることになります。そのため毎日では回復が間に合わないことから、2日は休ませる時間を設けるべきといえるのです。
その他に「スクワット」の場合も限界まで行わず妥協するのであれば、毎日でもいい場合があります。ですが追及していき「片足スクワット」を行う場合は、回復にそれなりの時間を費やすことになるでしょう。そのため「片手腕立て伏せ」と同様に、2日間は休ませる必要があります。
自重トレーニングであっても上級者向けの種目は、毎日では回復が追い付かないものが多いです。また基礎的なエクササイズでも限界まで行った場合は、数日は間を空けるのが一般的といえます。
「自重なら毎日でも大丈夫」といった話は、完全には当てはまらないのを覚えておくといいでしょう。
強度と回復期間を見極め、理想的な頻度でトレーニングを行えるようになって下さい。
自重でのトレーニング頻度に悩む方は、是非とも参考にして下さい。
まとめ
いががだったでしょうか。
毎日トレーニングしたい場合でも、注意すべき箇所は幾つかあるのです。
間違った方法で行った場合、身体の成長を遅らせることになります。反対に程よい頻度でのトレーニングは、肉体の成長を加速させるでしょう。
是非とも自分のレベルとトレーニングメニューから、理想の頻度を割り出してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。