はじめに
筋トレを継続して行っていると、怪我を負うことがあります。
怪我の程度は様々ですが、場合によってはトレーニングを休むべきか悩むことでしょう。その際に多少の無理を選択し、更に身体に負荷を与える人は多いといえます。
自重トレーニングの場合は、自分の体重分の負荷しか掛かりません。そのため過度な負荷が掛かるウェイトトレーニングに比べると、怪我のリスクが低いといえます。
ですが自重トレーニングであっても、深刻な怪我を負う場合もあるのです。そのため体を痛めた状態でのトレーニングは、更に酷い症状に繋がる恐れがあるといえます。
筋トレを習慣にしている方にとって、トレーニングを休むのは酷なことでしょう。ですが状況によっては、休まなければならない場合もあるのです。
無理をしてでもトレーニングしたい人は、是非とも参考にして下さい。
休むタイミングを誤ると私生活に支障をきたす
トレーニングでの怪我にも軽度から重度まであり、中には休む必要のない場合もあります。
例としてトレーニングのフォームを見直すことで、改善されるケースなどです。そういった際は、人間の本来持つ理にかなった動作の学びにもなり、今後の成長に繋がるといえます。
ですがトレーニング後も痛みが続いたり、私生活に支障が出たりした場合には一時休養するべきです。何故ならさらに悪化した場合、間違いなく生活全体の質を低下させるからといえます。例として仕事に影響した場合には、経済的なリクスを負うことで生活水準が下がることになるのです。
無理に関節を曲げ、神経を刺激してしまった場合にも注意が必要です。その場合トレーニング後であっても、手足の痺れが取れないことがあります。
痺れが残った状態で普段通りトレーニングした場合、急な関節の痛みに襲われるケースがあるのです。そうした場合、痛みに耐えるのが困難なため、迷わず病院に行く事になるでしょう。
トレーニング後に暫く痺れがとれない場合は、無理に動かさずに治まるまで様子を見るべきです。また翌日のトレーニングで違和感があった場合は、直ぐに筋トレを中断するべきでしょう。
トレーニングを休むべき判断としては、日常生活に支障が出るかどうかになります。
鍛えないと気が済まないばかりに、痛めている箇所に無理に負荷を与えるのは非常に危険なのです。場合によっては日常生活も困難になり、周囲に助けを求めることになります。
一度大きな怪我を負った場合は、教訓になり同じ様に痛めることはほとんどないです。しかし体を労わる気持ちを常に持ち続け、怪我への配慮を忘れないでください。
怪我中であってもトレーニングを検討している方は、是非とも今後の参考にして下さい。
自力で治せないなら病院に行くしかない
怪我を負った際に、自力で治そうとする人は多いです。
トレーニングのやり方を改善するなどして、怪我が治る場合もあります。ですが関節や腱などの怪我の場合、トレーニング中以外でも痛みが持続することになるのです。そのため睡眠や仕事にも支障をきたし、生活全体の質を下げることになります。
早めに医師に診てもらい、適切な治療を受けるべきなのです。実際に関節や腱の痛みであれば、痛み止めの薬を飲むだけでも大幅に改善されるはずです。
最悪の場合、関節ではなく骨に問題があることもあります。そうした場合、整形外科などでレントゲン写真を撮ってもらいましょう。そうすることで怪我の程度が分かり、効果的な治療も受けられるはずです。
怪我を負った際は状態の程度を見極めて、病院に行くべきか判断するといいでしょう。その際に痛みが長引く場合や酷い状態であれば、迷わず医師の診断を受けるべきといえます。
トレーニングに怪我は付きものですが、早めに回復するためにも病院の検討は大切です。
身体を痛めた場合はその都度状態を見極め、治療が必要か判断しましょう。
病院に行くべきか悩む方は、是非とも参考にして下さい。
自重トレでの怪我の種類の大部分は関節や腱によるもの
自重トレーニングの場合は、身体を無理な方向に曲げることで、痛めてしまう場合が多いといえます。またいきなり上級者向けのトレーニングを行い、怪我を負ってしまうこともあるでしょう。
それらの場合、主に関節や腱を痛めるケースが多く、回復にある程度の時間を必要とします。
よくあるのがプッシュアップの際に手首を痛め、腱鞘炎になってしまうケースです。
地味な怪我に思われますが、回復に数ヶ月費やす場合もあるのです。またその他の手首を曲げる種目にも支障をきたすため、トレーニングメニューを大きく変更する事態にも繋がるといえます。
肩といった大きな関節の場合は、人体の動きを理解していれば、怪我のリスクを減らせるといえます。そのため無理な方向に曲げず、多少は妥協して行うべきと言えるでしょう。
ですが腱鞘炎などの思いがけない怪我の場合、回避するのは難しいといえます。その際は手首を曲げる種目を控え、回復するまで治療に専念しましょう。
この様な時に便利なのが「プッシュアップバー」になります。
この器具は手首を曲げずに固定できるため、腱を刺激することなくトレーニングを行えるのです。またプッシュアップ以外にも様々な活用法があるため、持っていて損にはならないでしょう。
自重トレーニングの場合は基本的に、大怪我を招くリスクは低いといえます。ですが関節や腱を痛めた場合でも治療が長引いたり、トレーニングに支障が出たりするのはよくある話なのです。
人体の理にかなった動きを心掛けるだけでも、怪我のリスクを大幅に減らせます。
是非とも人体の正しい動作を心掛け、関節や腱を労わりながらトレーニングを行って下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自重トレーニングを行う場合でも、深刻な怪我を負うことはあるのです。
怪我の状態を見極め、休むべきか慎重な判断を心掛けてるべきでしょう。
酷い怪我の状態で無理をした場合、私生活にも影響を及ぼすことを覚えておいて下さい。そのため生活水準を下げないためにも、怪我への配慮を徹底するべきでしょう。
筋トレに怪我は付きものですが、是非とも状況に応じた適切な処置を心掛けて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。