はじめに
普段から筋トレに取り組んでいると、筋肉痛を感じる場合もあるでしょう。
多少の筋肉痛であれば、普段通り行う人も多いと思います。ですが酷い筋肉痛の場合は、どうしているでしょうか。
筋肉痛の際の対処次第では、トレーニングの効果を半減させることもありえるのです。そのため正しい認識を持つことが、重要といえます。
筋肉痛の際に無理にでも体を鍛えたい方は、是非とも最後までご覧になってください。
筋肉痛と回復の関係
そもそも筋肉痛はトレーニングで傷ついた筋繊維が、回復しきっていない状態を指します。そのため筋肉痛の際にトレーニングをすると、回復しきっていない筋線維を更に傷つけることになるのです。ですから筋肉の成長を阻害するため、肉体の進化を遅らせることになるといえます。
筋肉痛にも軽度から重度まであり、状況によって対処が異なるのです。
軽度の場合であれば、休まずに取り組んでも問題ないといえます。何故ならある程度の回復が出来ていて、負荷を与えても成長を阻害することがないからです。
重度の場合は、筋肉痛の部位を完全に休ませる必要があります。何故なら筋肉の回復が不十分であり、更に負荷を掛けた場合以前より弱くなってしまうからです。
筋肉痛の程度を見極めて、トレーニングするべきか判断できるようになりましょう。
謝った判断をした場合、トレーニングの効果をマイナスにしてしまうので注意して下さい。
筋肉痛の際にトレーニングしたい人は、是非とも参考にして下さい。
「筋肉痛にならないと意味がないのか」について解説
よく耳にするのが「筋肉痛にならないと意味がない」という言葉です。
トレーナーの方でも、この様に言う人はいますが正しいとは言えません。
例としてトレーニングで部位別に週に2日、継続して鍛えていた場合、ほとんど筋肉痛にはならないでしょう。何故なら定期的に負荷を与えているため、身体が慣れているからです。そのためトレーニングの効果も充分に得られ、肉体の成長も実感できるといえます。
つまり筋トレを高頻度で行っている場合、筋肉痛になりにくいといえるのです。
一般的に筋肉痛になりやすいケースとして「トレーニングの間隔が空いた」と「今までより強度を上げた」が考えられるでしょう。この様な際には普段よりも、強めの筋肉痛を感じると思います。
暫くトレーニングを休んで再開した場合、長い間筋線維の回復が行われなかったことから、直ぐに筋肉に違和感を覚えます。また今までよりも強度を上げた場合もトレーニング直後に、各部位の筋肉の痛みを感じることになるでしょう。
ある程度経験を積めば、肉体の成長とトレーニングの頻度が、間隔で掴めるようになります。そのため筋肉痛が来るタイミングを、事前に予測できる様になるといえるでしょう。
筋肉痛にならなくて不安な方は、これらの内容を是非とも覚えておいて下さい。
筋肉痛にならなくても筋線維は傷ついており、以前より強くなって回復しているのを忘れないでください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
トレーニングを行っていれば、筋肉痛を負うのは避けられないといえます。
筋肉痛になる度に「トレーニングをするべきか」の判断に悩むことでしょう。その際に誤った判断をした場合、筋肉の成長を遅らせることにもなるのです。
筋肉痛の程度を見極めて、肉体の進化を阻害しない判断を下せるようになりましょう。
「筋肉痛にならないと意味がない」と思っている方も、この機会に考えを改めて下さい。
筋肉痛にならなくても体内では筋線維の破壊と再生が、問題なく行われているのです。
是非とも筋肉痛の場合でも、トレーニングを検討している方は参考にして下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。