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回数を重ねても意味なし!ふくらはぎはスクワットの下げた姿勢を保てば太くなる

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はじめに

普段筋トレを習慣にしている方で、脚の種目に力を入れている人は多いと思います。実際に太く盛り上がった太ももは、何度でも鏡で確認してしまう方も多いでしょう。

ですが太ももと比較して、ふくらはぎが太くならないことに、悩んだ経験はありませんか。

ふくらはぎを太くする場合、スクワットでの下げた姿勢の静止が重要になってきます。

この記事では主にスクワットを行う際に重要なテクニックと、通常のやり方では効かせられない理由について解説しています。その他にもふくらはぎのみを鍛える種目の、効果やデメリットについても記事にしました。

ふくらはぎを太くしたい方は、是非とも最後まで読み、トレーニングに取り入れて下さい。

通常のスクワットは主に太ももとお尻にしか効かない

通常のスクワットの場合、主にターゲットとなる部位は、太ももとお尻になります。

スクワットは1つの動作で脚の大部分を占める、太ももとお尻を同時に鍛えれるため、筋肉量を増やすのに最適なトレーニング法といえるでしょう。

ですが実際には膝を曲げながら身体を上下させる動作を繰り返すだけなので、膝から下を鍛えるには効率が悪いといえます。そのため頑張って回数を重ねても、太ももとお尻への負荷が増すだけといえるでしょう。ですから太ももやお尻の成長と比較した場合、ふくらはぎの変化はさほど実感できないのです。

片足で行なう「ピストルスクワット」の場合、通常のスクワットの倍の負荷が加わることで、ふくらはぎにも強い刺激を与えられます。ですが単純に回数をこなすだけでは、太ももやお尻と比べて、目に見えた変化は少ないといえるのです。

そのためスクワットと併用して、ふくらはぎを鍛える種目を取り入れる方も多いといえます。ですが行う種目が増えるため、トレーニングの時間が長くなる短所も生じてしまうのです。

時間の短縮のためにも、スクワットのやり方を工夫して、1つの動作で脚全体をバランスよく鍛える必要があるといえます。そのためにも多く回数をこなすのではなく、細かいテクニックを取り入れて、確実にターゲットの部位に効かせる事が重要になってくるのです。

通常のスクワットでは、ふくらはぎを刺激するのには、不十分なことを是非とも理解して下さい。そのため細かいテクニックを習得し、トレーニングの質を向上させる必要があることを覚えておくといいでしょう。

ふくらはぎを太くするには片足スクワットの下げた姿勢のキープしかない

通常のスクワットでは工夫した場合でも、ふくらはぎに効かすのは難しいといえます。何故ならフォームをを変えたり、テクニックを加えたりしたとしても、ふくらはぎに充分な負荷を与えられないからです。

ですが片足で行なう「ピストルスクワット」であれば、やり方次第でふくらはぎを十分に刺激できるのです。

ピストルスクワットで身体を下げた場合、全体重がふくらはぎに加わります。さらに不安定な体勢を、ふくらはぎの力でバランスを保ち、支えなければならないのです。そのためふくらはぎに過度な負荷が加わるため、目に見えた成長に繋がるといえます。

具体的な長さとしては、姿勢を下げた際に5秒ほど静止することを心掛けて下さい。

静止する時間が長い分、脚全体の筋力を消耗するため、普段のやり方に比べて回数をこなせない事になります。ですが少ない回数で限界まで脚に効かせられるため、トレーニングの質を高められるといえるのです。

ピストルスクワットは上級者向けの種目であるため、充分な筋力とバランス感覚が必要になります。そのため通常のスクワットを、30回程度は行えるようになってから、挑戦するべきといえるでしょう。

初めのうちは高さのある机や台に片方の手を乗せ、僅かでも体重を預けた状態で行うといいです。その後慣れてきたら台の高さを下げ、体重を預けにくくすることで、脚への負荷を高めるといいでしょう。最終的には、台を扱わない完全なピストルスクワットの体勢になり、まずは5回ほどを目標に行うといいです。

ピストルスクワットで下げた際に体勢をキープする技術は、ふくらはぎの成長に最適なテクニックといえます。またふくらはぎだけでなく、太ももやお尻にも効かせられるため、脚全体の強化にも繋がる技術といえるでしょう。

初めのうちは普段と異なるやり方であるため、疲れやすさを感じると思います。ですが取り組んでいるうちに、ふくらはぎの目に見えた変化に驚くことでしょう。

是非ともふくらはぎを太くしたい方は、ピストルスクワットでの下げた姿勢のキープを習得して下さい。

ふくらはぎのみを鍛える種目は痛みとの戦い

スクワットとは別に、ふくらはぎのみを鍛える「カーフレイズ」という種目が存在します。

カーフレイズは立った状態で、つま先に力を込めて踵を持ち上げ、下げる動作を繰り返すトレーニングです。

スクワットとは異なり、ピンポイントでふくらはぎを刺激できるため、脚の種目に取り入れている方も多いといえます。

カーフレイズを行なう場合、回数を重ねる度に、ふくらはぎに焼き付くような痛みが現れることになるのです。そのため僅かな動作で体力の消耗は少なくても、過度な痛みに耐え続ける必要があるといえます。

カーフレイズは通常であれば両足で行いますが、慣れてきた際には片足で取り組むといいでしょう。そうすることで通常の倍の負荷を掛けられるため、効果的にふくらはぎに効かせられるといえます。ですが強度が増す程ふくらはぎへの痛みも強くなるため、精神を疲弊させるリスクも増えてしまうのです。

カーフレイズはふくらはぎを太くするというよりも、スマートに引き締める具合に仕上がります。ですからスクワットで鍛えた場合とは、見た目の形状が微妙に異なるといえるでしょう。

スクワットとカーフレイズを併用して行う方も多いですが、時間が掛かったり痛みに耐えたりと、短所もでてきてしまうのです。

ですから太いふくらはぎを求める方は、ピストルスクワットを習得し、下げた姿勢で体勢をキープする技術を習得するべきといえます。また太過ぎず引き締まったふくらはぎを求める場合であれば、カーフレイズとの併用が最適といえるでしょう。

カーフレイズはスクワットと比較した場合、ふくらはぎの仕上がり具合が異なることを覚えておいて下さい。また過度な痛みを伴いますが、目的によっては的確にふくらはぎに効かせられるといえるでしょう。

理想のふくらはぎのために、是非とも目的に応じてカーフレイズを取り入れてみて下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。

スクワットを習慣にしていても、太ももやお尻と比べて、ふくらはぎの変化が少ないと感じる方は多いでしょう

実際に通常のスクワットでは効かせるのが困難なため、目に見えた変化は期待できないといえます。また片足で行なうピストルスクワットを習得した場合でも、充分な負荷は与えられないといえるでしょう。

ですがピストルスクワットでの下げた姿勢のキープが、ふくらはぎに過度な負荷を与えるのです。

通常のスクワットからピストルスクワットに一歩前進し、下げた姿勢を保つ技術を習得するべきでしょう。

またカーフレイズはふくらはぎを太くする際には不向きですが、スマートに引き締める場合には最適といえます。実際にトレーニング中は過度な痛みを伴いますが、目的次第ではスクワットと併用するのも有効といえるでしょう。

是非ともふくらはぎの成長に悩む方は、スクワットのやり方を工夫することで、トレーニングの質を向上させて下さい。

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