はじめに
これから痩せるために、ダイエットをしようと考えている方は多いと思います。
実際に世の中には、飲むだけで痩せるドリンクや、対した効果のないスペースを取るだけの、トレーニング機器などが多く存在するのです。そのため真っ先に運動で汗をかくことで、痩せようとする方の姿勢は素晴らしいといえるでしょう。
ですが運動にも様々な種類があり、何が最もダイエットに適しているか知っていますか。
実際に数ある運動の中で、最もダイエットに有効なのが「筋トレ」になるのです。
この記事では筋トレがダイエットに効果的な理由や、毎日やる際のトレーニング法、お勧めのメニューについて解説しています。
太りにくい体質になり、肥満に縁のない人生を送りたい方は、是非とも最後まで読んで下さい。
筋肉量が増えれば基礎代謝が上がりダイエット効果が得られる
ダイエットと聞くと「ランニング」や「水泳」など、有酸素運動を想像する方は多いでしょう。ですが有酸素運動は動いている時間だけ、脂肪燃焼するため効率的によくないといえます。そのため何もしていない状態でも、多くのエネルギーを消費する身体を作るべきといえるのです。
実際に基礎代謝を上げることで、エネルギーを消費しやすい体を作れるのです。
基礎代謝とは人間が生命を維持するために、最低限必要なカロリーのことをいいます。そのため基礎代謝が上がることで、何もしていない状態でも、多くのカロリーを消費することになるのです。ですから食べ過ぎてしまった際でも、体が勝手に多くのカロリーを消費するため、太りにくい体質になれるといえます。
実際に基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やす必要があるといえます。
ですから有酸素運動よりも先に、まずは筋トレをして筋肉を付けるべきといえます。そうすることで有酸素運動を特に行わなくても、常に多くのカロリーを消費している身体を作れるのです。
十分な筋肉が付き、基礎代謝が上がってからの有酸素運動は、ダイエットに有効といえます。何故なら基礎代謝が高い分、有酸素運動で消費されるカロリーも上がるからといえます。
実際に筋肉量の多い人と少ない人が、同じ距離を走った場合、筋肉量の多い人の方が大量のカロリーを消費するのです。そのため筋肉量を増やしてからの有酸素運動は、ダイエットに非常に効果的といえるでしょう。
有酸素運動を取り入れたい人は、まずは筋トレで筋肉量を増やすことを優先するべきといえます。その後、体付きが変わってきた頃に、有酸素運動と両立させるといいでしょう。
ダイエットには基礎代謝が大きく関わっていることを、忘れずに頭に入れておいて下さい。その際に筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げられることを、是非とも理解しておくべきといえます。
部位毎に分けて毎日やれば筋肉が付きやすい
筋トレでダイエットする場合、毎日取り組みたい方も多いと思います。
ですが筋肉に負荷を与えた場合、筋繊維を損傷することで、回復にある程度の時間を費やすのです。そのため部位によっては毎日行なった場合だと、回復が間に合わない状態を招くといえます。そのため回復に合わせて各部位を鍛えられる、バランスの取れたメニューを組むべきといえるのです。
実際に各部位をそれぞれ別の日に分けて鍛えるトレーニング方法を「分割法」といいます。
分割法は一度に全身を鍛えるやり方とは異なり、回復に合わせてタイミングよく目的の箇所を刺激できるのです。そのため効率良く筋肉をつけられるため、基礎代謝を上げるのに適しているといえます。
ですが分割法を取り入れる際は、各部位の回復時間を、ある程度は把握する必要があるといえるでしょう。
人間の身体は、大きい筋肉ほど回復に時間が掛かり、小さい筋肉ほど早く治るといえます。そのため「スクワット」で太ももやお尻を鍛えた場合、2日は休ませるべきといえます。また「シットアップ」や「レッグレイズ」で腹筋を鍛えた場合、限界まで追い込まないのであれば、毎日行ってもいいといえるでしょう。
分割法を取り入れた場合、一度のトレーニングで1,2箇所を鍛えるため、少ない種目で済ませることができます。そのため集中力を切らさずに取り組むことができるため、より成果に繋がりやすいといえるのです。またトレーニング時間が短縮できることで、生活に取り入れやすいといえるでしょう。
毎日の頻度でトレーニングしたい方は、是非とも各部位を分けて鍛える、分割法を実践してみて下さい。そうすることで効率よく筋肉が付くため、基礎代謝を高めやすいといえるでしょう。
基礎的な4つのメニューは効率良く筋肉量を増やせる
基礎代謝を上げるためには、大きな部位を中心に鍛えることが重要といえます。
そのため「脚」や「胸」、「背中」、「腹筋」をそれぞれ鍛える必要があるのです。
実際に各部位を鍛える際に、取り組むべき種目は以下の4つになります。
・脚=スクワット
・胸=プッシュアップ
・背中=ブリッジ
・腹筋=シットアップ
どれも基礎的な種目ばかりですが、身体の大部分を占める筋肉を鍛えることができるのです。
筋トレ初心者であれば上記のメニューを1回のトレーニングで行い、週に3日程の頻度で取り組むといいでしょう。ですが筋トレ経験者や効率を重視したい方の場合は、分割法を用いて部位ごとに分けて行うべきといえます。
実際に分割法を取り入れた場合での、1週間分のメニューは以下の様になります。
・月曜日 スクワット (脚の日)
・火曜日 プッシュアップ (胸の日)
・水曜日 ブリッジ、シットアップ (背中と腹筋の日)
・木曜日 スクワット (脚の日)
・金曜日 プッシュアップ (胸の日)
・土曜日 ブリッジ、シットアップ (背中と腹筋の日)
・日曜日 休み
日曜日だけは休みにしましたが、取り組みたいの場合は、回復の早い腹筋などを行うといいでしょう。
効率良く筋肉を付けるために、基礎的な4つの種目を主に取り組んでみて下さい。そうすることで基礎代謝の向上が加速するため、ダイエット効果を得やすいといえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
これからダイエットを始める予定の方で、取り敢えず体を動かそうと思う方は多いでしょう。ですが「ランニング」や「水泳」などの有酸素運動だけの場合、痩せるには効率が悪いのです。ですから有酸素運動よりも先に、まずは筋トレで筋肉量を増やすべきといえるでしょう。
実際に筋トレで筋肉量を増やすことで、基礎代謝が上がり、太りにくい身体を作れるのです。その際に部位別に分けて鍛える「分割法」を取り入れることで、効率よく筋肉を付けられるため、基礎代謝を短期間で上げられるといえます。
行なう種目に関しても、基本の4つに集中することで、全身をバランス良く鍛えられるといえるでしょう。
太りにくい体を造ることで、効率よく体重を落としたい方は、是非とも筋トレでのダイエットに励んで下さい。